【リノベの教科書】「ホテルライク」の正解は、リッツ・カールトンではなく「エースホテル」にある。
「ホテルライクな空間にしたい」 リノベーションの現場で最も多く聞く言葉の一つです。
多くの人がイメージするのは、ピカピカの大理石調フロアや、生活感を隠した真っ白な壁。 いわゆる「東京の高級シティホテル」のコピーです。
でも、もしあなたが、インダストリアルやミッドセンチュリー、あるいはヴィンテージの家具が好きなら。 教科書にすべきは、そこではありません。 アメリカ発の「エースホテル(Ace Hotel)」です。
そもそも「エースホテル」とは?
「名前は聞いたことがあるけど…」という方のために、少し解説します。
エースホテルは、1999年にアメリカ・シアトルで生まれたホテルブランドです。 彼らが革命的だったのは、「高級=ピカピカの新築」という常識を破壊したことにあります。
彼らは、古びたビルや工場をリノベーションし、あえてその「古さ」を残しました。
配管が剥き出しの天井。
ペンキが剥げかけたコンクリートの壁。
そこに置かれる、最高級のレザーソファと、地元のアーティストのアート。
「古いことは、恥ずかしいことじゃない。むしろ最高にクールな歴史(価値)だ」
このスタイルは世界中のクリエイターを熱狂させ、今の「ブルックリンスタイル」や「インダストリアルデザイン」の原点となりました。 つまり、あなたが憧れている「カフェのような空間」のルーツは、ここにあるのです。
古さを「隠す」のではなく「遊ぶ」
一般的な日本のリフォームは、古さを「汚いもの」としてボードで隠そうとします。 しかし、エースホテルの流儀は逆です。
沖縄のRC(鉄筋コンクリート)住宅も同じです。 ピカピカに化粧をして「新築そっくり」にする必要はありません。 素肌(躯体)の強さを活かしつつ、あなたが好きな「本物」で彩るのです。
ウイテックが定義する「ホテルライク」とは
私たちは多くのホテル案件に参加してきました。だからこそ、断言できます。 真のホテルライクとは、デザインの名前ではありません、ましてや単に豪華な素材を並べることではありません。
私たちウイテックでは、こう定義しています。
ホテルライクとは
『本物に裏付けされた、高品質にデザインされた空間で味わう充実した体験』
それは、お客様を招く「ハレの日」だけのものではありません。 何気ない日常(ケの日)でさえも、特別に彩る力を持つ空間のことです。
朝起きて、裸足で踏みしめる床の心地よさ。
使い込むほどに味が出る、レザーのソファ
深夜、自分だけのために灯す、計算された照明の陰影。
エースホテルのような空間は、ただ「カッコいい」だけではありません。 そこに流れる時間が、圧倒的に「豊か」なのです。
【ウイテックの実例】沖縄・港川外人住宅のリノベーション
論より証拠です。 こちらは、ウイテックがデザイン・施工を手がけた「港川外人住宅」の事例です。 まさに、沖縄版エースホテルとも言える空間です。
- 天井にルーバーを追加。これは1950年代の古い躯体に負担をかけずに照明やシーリングファンをつける目的だが、 この無骨なラインが、空間にリズムと歴史を与えます。
- ハイ&ローの編集力 床はラフなモルタル仕上げ。そこにヴィンテージ家具を合わせる。 「高級品」と「無骨な素材」をミックスさせることで、肩肘張らない、大人の余裕が生まれます。
- 夜の顔を作る照明計画 天井全体を白く照らすシーリングライトは使いません。 必要な場所だけを照らす多灯照明が、夜の外人住宅を「リゾートホテルのコテージ」に変えます。
古さを感じさせない、でも新しくさせすぎない。
そんなデザインにしてみました。
結論:ウイテック流「ホテルライク」とは、デザインの名前じゃ無い!いつでもどこでもあなたらしく快適に過ごす体験
ウイテックが提案したい「ホテルライク」のこと感じていただけたでしょうか?
私たちの考えるホテルライクとは、本物の素材につつまれた高品質な空間の体験のことです。
それは、必ずしも東京赤坂の高級ホテルや、恩納村の最近出来た高級リゾートホテルだけが持ち得ることでは有りません。
ホテルライクのお家での生活は、あなたと、子供達との生活を豊か彩ります。パートナーとの会話を思い出深い物にします。
ボクらは、リノベーションで、沖縄の住宅、マンションを、ホテルライクにしていきたいと考えています。
ウイテックではいつでもリノベーションのご相談を承っております。
ぜひお気軽にご参加ください。

